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更新日:2012年8月1日

シリーズ現場 2月25日号『区の事業支援で踏み出す新たな一歩 立ち上がる中小企業』

「新しい商品やサービスを開発したい」「会社を立ち上げたい」…。事業者の新しいチャレンジを支援する区の制度がある。これを利用し、飛躍を遂げている企業を取材した。

新薬開発業界に新たな潮流を
株式会社クリニカルリサーチ24 代表 川西宏知さん

治療を行う医療施設のスタッフとは信頼関係で結ばれている

▲治療を行う医療施設のスタッフとは信頼関係で結ばれている

足立区が行っている「創業プランコンテスト」は、斬新なアイデアを持つ創業5年未満(創業予定者含む)の事業者に助成金を交付する制度だ。22年度優秀賞に輝いたのは、22年1月に南花畑で起業した株式会社クリニカルリサーチ24。製薬会社で新薬開発担当者として経験を積んだ川西宏知さんが代表を務める、従業員7人の会社だ。事業内容は、新薬開発のための臨床試験の進行を手助けする役割の「治験コーディネーター」を病院などの医療機関に派遣するというもの。業界の常識を覆す、24時間対応と低コストが同社の強みだ。面談が心の支えになる

面談が心の支えになる

「意思を強く持つことも大切ですが、それを実現するための計画を練って、実行に移していかないと、その意思は実現できないことをこの1年間で実感しました」と語る川西さん。1、2カ月ごとに、あだち産業センターで担当相談員と1時間ほど面談し、財務の面からも事業計画の進捗(しんちょく)具合を確認している。「会社を作って、事業を運営することには自信がありました。でも財務の面はまったくの素人。区の中小企業診断士の方から財務や雇用などについて分かりやすく、熱心なアドバイスをもらっています。心の支えですね」

区が信用を与えてくれる

新薬開発支援サービスの新たな潮流を目指す川西宏知さん

▲新薬開発支援サービスの新たな潮流を目指す川西宏知さん

区の後ろ盾があることで、銀行や取引先からの信用を得られるのが大きな利点だという。「まだ設立1年なので決算書もなく、評価の裏付けがない当社が、何千人という従業員を抱える製薬会社と対等の契約をするわけですから、とりわけ信用が大切なんです」今後は、事業を広げ、雇用を増やすことで足立区に貢献したいという。医療機関・施設への支援と合わせて、製薬会社への支援も事業に加えていきたいと更なる意欲を見せる。

技術支援も受けながら薄型パネルを開発
アートレーザー技研株式会社 代表 吉田正雄さん

しながわ水族館で解説用に使われているライトパネル

▲しながわ水族館で解説用に使われているライトパネル

しながわ水族館のクラゲ展示コーナー。水槽と並んで展示されている解説用のパネルは、光量は控えめながら、色むらもなく文字がくっきりと読みやすい。開発したのは綾瀬にあるアートレーザー技研株式会社代表・吉田正雄さん。薄さ15ミリメートル、消費電力は蛍光灯使用の4分の1、照度は自在に調節可能、10年間整備いらず。時代に合った画期的な「ライトパネル」は吉田さんの自信作だ。

助成金やアドバイスが開発の力に

「不況を打ち破る新商品がほしい」。吉田さんが一念発起し、薄型・省エネパネルの開発に踏み切ったのは平成17年。その挑戦を後押ししたのは、区が創業5年以上の企業の新事業を支援する「ビジネスチャレンジコース」だった。「年間500万円の助成金は大きい。よりよい素材の調達や特許申請など、運転資金に当てることができた」と吉田さんは語る。また、支援の一環として、電機メーカー出身の区の相談員が吉田さんを技術・経営の両面で支援した。電機の専門家としての技術的なアドバイスや、都立産業技術研究センターへの顔つなぎも吉田さんには心強かった。約1年の試行錯誤の後「ライトパネル」が完成。平成22年度東京都ベンチャー技術大賞にノミネートされ、大手電機メーカーなどからも注目を集めている。

独自の技術とアイデアでライトパネルを製品化した吉田正雄さん

▲治療を行う医療施設のスタッフとは信頼関係で結ばれている

強い信念が道を切り開く

「パネルの開発は無理だと家族や社員に反対されたこともありました」。しかし吉田さんはあきらめなかった。実は、30年前に周囲の反対を押し切りながらレーザーの研究を始め、レーザーによる金属切断加工技術を生み出した実績がある。今回も確信があった。「人が考えも及ばないことを現実のものにする。中小企業が生き残るにはそれくらい大きな力が必要です」

問い合わせ先

  • ニュービジネス支援事業…中小企業支援課創業支援係 電話番号03-3870-8400
  • この記事…報道広報課広報係 電話番号03-3880-5815

(平成23年2月25日号)

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