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更新日:2009年11月25日

輝けあだち人 11月25日号

情熱を音楽に乗せて

バンドネオン奏者 小松亮太さん

バンドネオン奏者 小松亮太さん(千住出身)

タンゴを踊るときに必ず使われるバンドネオンという楽器。80年代、日本ではほとんど知られていなかったその楽器を独学で習得し、日本にその音楽を広めた人がいる。千住で生まれ、今ではタンゴの本場アルゼンチンを始め、世界で活躍する小松亮太さん、その人である。

出会いは必然?

小松さんが楽器を手にしたのは14歳のとき。タンゴミュージシャンの両親からバンドネオン奏者が抜けて困っていることを聞く中で、いつしか家にあったバンドネオンをいじっていたのがきっかけだ。当時、国内にはバンドネオン奏者は5、6人ほどしかいなかった。「タンゴの音楽にはバンドネオンは欠かせない楽器。両親のことを考えると自分がやらなければいけないだろうと思っていた」と振り返る。

難しいからこそ楽しい

しかし周りに演奏方法を教えてくれる人などはいない。学校の合間に自分なりにバンドネオンについて調べ、練習に励んだ。「バンドネオンはアコーディオンとよく間違えられるんですが、全く違う楽器なんですよ。ピアノのような鍵盤はなく、代わりに左右にある70個ほどのボタンで奏でるんです」と小松さんは教えてくれた。そんな楽器を演奏するというのだから、今に至るまでには想像を超えた努力があったのだろう。しかし、小松さんは「バンドネオンの独特の音が、自分に合っていたから続けてこられたのでしょうね。それに、難しいところが楽しいんです」と笑顔で語る。

音楽を世界へ

生演奏にだれもが魅了される

▲生演奏にだれもが魅了される

重さ約7キログラムのバンドネオンを毎日弾くうちにすっかり鍛えられた腕と、複雑に並んだボタンを押すしなやかな指使い。そこから、力強い歯切れのある音と共に何オクターブもの深い音色の音楽が生まれる。90年代、タンゴのブームと共にバンドネオンが知られるようになり、小松さんのもとには多くの若者が教えてほしいと訪ねにきた。「バンドネオン奏者が増えることで、もっとその音楽が広がる」。小松さんは、現在6人ほどの弟子を世界に送り出している。

千住に生まれ、千住で育ち、千住をこよなく愛する小松さん。「千住は昔懐かしいような独特な風情があるので大好き。ここはいつも自分を元気にしてくれる」と朗らかな笑顔で話す。12月18日(金曜日)・19日(土曜日)にはシアター1010で公演を行う小松さん。生まれ故郷に恩返しをするつもりで、自分の音楽を贈りたいと目を輝かせた。

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