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更新日:2009年10月25日

輝けあだち人 10月25日号

人の悩みを笑いに変えていきたい

落語家 三遊亭兼好さん

落語家 三遊亭兼好さん(千住桜木町在住)

28歳でそれまでやっていた仕事を辞め、落語家に転身した人がいる。大きなホールのほか、区内の地域学習センターなどでも寄席(よせ)を行い、着実にファンを増やしている三遊亭兼好さん、その人だ。

自分も落語がしたい

兼好さんが落語に出合ったのは、既に結婚し、2人の子どもがいた27歳のとき。一家の大黒柱として築地の魚河岸で働いていたが、昼前には仕事が終わるため、午後の時間の使い道を考えていた。そんなとき「寄席ならば安い料金で長く時間をつぶせるのでは」とふらっと聞きに行ったのがきっかけだ。その後、何度か足を運んでいるうちに、自分でも「噺(はなし)」をして人を笑わせることができないだろうかと思い始める。その思いが次第に大きくなり家族に相談。それから三遊亭好楽氏の元へ熱心に通い続け、ようやく弟子入りを許される。10年目の昨年9月、念願の真打ちに昇進した。そんな兼好さんは「突然現れた、どこのだれだかわからない人を弟子にした師匠のほうがさぞかし大変だったことでしょう」と自分の苦労にも触れず、笑い話にして語る。

落語家はつらいよ!?

兼好さんの落語にだれもが夢中で聞き入っている

▲兼好さんの落語にだれもが夢中で聞き入っている

「「よくお客さんに『落語家さんは上下関係が厳しくて大変なんでしょ』と言われるけれど、そうでもないんですよ」とからから笑う兼好さん。「上下関係があるのは、一般の会社も同じですから。私にとって落語は『楽』ですよ。といっても、楽をするほうの『楽』ではなくて、楽しいほうの『楽』ですが。他人様が自分の話をずっと聞いていてくれるなんてこんな楽しいことはないですよ」。入門当時は、落語を聞いてもらえなくても「しょうがない」とあきらめていたと語る兼好さん。しかし今は、その日の客層や時事ネタを考えて「枕(話の前置き)」を変えるなど、工夫を凝らすのが楽しくなったと笑顔で話す。

インタビューを受けているときでさえ、聞き手を飽きさせない兼好さん。「自分の落語の成長をいつも温かい目で見守ってくれる、そんな人情味のある足立区の人たちが大好き」と笑顔で答え、自分と同世代の思いを代弁したり、みんなの悩みを笑いに変えたりできる落語家になりたいと熱い思いで寄席に上がる。日々のアイデアを書き込んだ数冊にわたるネタ帳を生かし、今日も観客を笑顔にしている。

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