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更新日:2009年9月25日

輝けあだち人 9月25日号

感動を世界中に響かせる

大衆演劇「響ファミリー」座長 響彬斗さん

大衆演劇「響ファミリー」座長

響彬斗さん(中央本町三丁目在住)

歌あり、踊りあり、庶民の娯楽として親しまれてきた大衆演劇。そんな大衆演劇に魅せられた青年役者がいる。今回のあだち人、響彬斗さん。28歳という若さで大衆演劇の劇団「響ファミリー」の座長を務める。

日本の裏側ブラジルで日本文化を学ぶ

彬斗さんは、2歳からブラジルで育ったブラジル日系3世。ブラジルでは、和太鼓、三味線、日本舞踊など、様々な日本文化を学んだ。そして、ショーにも参加し、海外公演も経験。そんなある日、彬斗さんに役者人生の礎となる出来事が起こった。彬斗さんの踊りで涙した観客がいたのだ。「人に感動を与える喜びを知った」という彬斗さんは、さらに芸を磨くため本場日本で勉強することを決意する。

結成のきっかけは夫を愛する妻の想い

彬斗さん(写真左)の迫真の演技に観客は魅了される

19歳で単身来日した彬斗さんは、大衆演劇の劇団に入門した。観客との距離が近く、今まで以上に観客の感動が伝わってくる大衆演劇の魅力に引き込まれていった。しかし、すべてが順風満帆ではなかった。「言葉や外見は日本人、でも中身はブラジル人」というギャップに悩まされ、劇団をやめてしまう。「とにかく知っている人がいない場所に住みたかった」と彬斗さんは足立区に移り住むことに…。ある時、妻の悠嘉さんが老人ホームのボランティア公演を持ち掛ける。夫の才能を埋もれさせたくないという想いからだ。照明も舞台もない、自分を知っている者もいない。あるのは「楽しませたい」という一心だけだった。そんな彬斗さんを待っていたのは、歌で泣き、踊りで楽しむたくさんの笑顔だった。「自分が見失っていたものを教えてくれた」というボランティア公演。これを機に妻の悠嘉さん、弟の一真さんと「響ファミリー」を結成した。「足立区に住んでいなかったら、この世界に戻っていなかったかもしれない」と語る。今でも公演の合間に、老人ホームなどでボランティア公演を精力的に行う。昨年には、響ファミリーとして初のブラジル公演も行い、ますます活動の幅を広げている。

「観客の皆さんに感動を与え、『ありがとう』の気持ちを戴(いただ)く。そんな関係を築いていけたら、最高に幸せです」。そう語る彬斗さんの夢は「世界中に自分の演技で笑顔を作っていくこと」。地球の裏側からやって来た若者は、これからも日本やブラジル、そして世界中の人の心に感動を響かせてゆく。

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