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公開日:2018年4月21日 更新日:2018年4月21日
夕飯にはアルファ米を食べました
4月21日、都立足立高校で、4月に入学したばかりの新1年生を対象に1泊2日の『宿泊防災訓練』を実施している。この訓練は、東日本大震災をきっかけに行われ、毎年1年生を対象として実施。今年は教員も合わせると約300名が参加している。訓練には、綾瀬警察署や足立消防署、消防団、足立区の災害対策課も協力し、講話や消火体験、起震車による地震体験、AED体験、DVD学習などを行った。
実際に震災が起きた場合を想定し、夕飯に非常食のアルファ米、朝食に乾パン、通信障害を想定して携帯電話も使用禁止としている。夜は、1クラス20人ずつ男女に分かれ、非常用の毛布を1人2枚使い、一晩を明かすとのこと。
携帯電話が使えないことや災害発生時を想定した食事など、震災が起きたときにいかに不便な生活を余儀なくされるかという事実から、自助・共助を感じてもらうことに意義があるという。
また、入学して、すぐにこの訓練を実施するのは、入学後早めに学校の施設を知ってもらい、いざというときの避難等に生かす意図があるという。
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