ここから本文です。
公開日:2018年5月29日 更新日:2018年5月29日
カラスを警戒?
地域住民が見守ります
■カルガモと地域住民
平成30年5月16日(水曜日)、公園の中央部にある池で10羽のカルガモの赤ちゃんが生まれた。10羽は池で泳いだり、陸の上で休んだり、常に親にぴったり寄り添い、その愛くるしい姿に公園を訪れた方の目を奪っていた。
生後数日経ったある日、地元住民によると、ヒナ10羽のうち2羽がカラスに食べられてしまったという。取材当日、来園していた小学2年生の男児とその母親は、「心配で、毎日カルガモの親子の様子を見に来ている。日に日に赤ちゃんの体は大きくなってきているけれど、これ以上、他のヒナは食べられないでほしい。」と願う。また、「5年前にも、生まれたばかりのカルガモの親子がここで暮らしていた。今回も、生まれる前はカルガモの姿はなかったが、いつの間にかここに住みついていた。」という。
母親のカルガモにとってベルモント公園は故郷なのか、いずれにしても、地域の方々に温かく見守られ、産みやすい環境であることに間違いない。
■ベルモント公園
足立区と西オーストラリア州ベルモント市との友好親善のシンボルとして作られた公園。バラをはじめとした美しい花壇、赤レンガの陳列館(オーストラリアの工芸品・日用品などを展示)、ユーカリの木、ブラシノキ、アカシアなどのオーストラリア原産の植物、ヒツジのモニュメントなどが、異国的な雰囲気をつくり出している。
【利用案内】
開園時間:常時開園
入館料:無料
駐車場:なし
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
このページに知りたい情報がない場合は