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公開日:2018年11月23日 更新日:2018年11月23日

小林一茶ゆかりの炎天寺で「第57回一茶まつり」が開催されました

新旧の”小林一茶”

太めの蛙の投げに屈するやせ蛙

◆一茶まつり全国小中学生俳句大会
毎年11月23日に開催される「一茶まつり」に先立ち、江戸時代の俳人・小林一茶を称える「一茶まつり全国小中学生俳句大会」に、今年は全国86,553人から俳句が寄せられた。事前審査の結果、学校ごとの団体賞のほか、個人では特選が小学校の部で15句、中学校の部で14句や、秀逸、入選の句も多数選ばれた。

◆当日の様子
平成30年11月23日(金曜日)、足立区六月にある炎天寺で、「第57回一茶まつり」が開催された。当日は秋晴れに恵まれ、地域や全国各地から多くの方が訪れた。
この日は、「一茶まつり全国小中学生俳句大会」で選ばれた団体賞と特選の表彰式が行われ、俳人の高野ムツオ氏や神野紗希氏らから表彰状と副賞の鉛筆が手渡された。
また、小林一茶が詠んだ「やせ蛙まけるな一茶是にあり」の有名な句があるように、炎天寺では「一茶まつり」が始まった数年後から、瘦せ蛙と太めの蛙による奉納相撲が行われている。大勢の見物客が見守る中、午前と午後の2回、それぞれ3本取り組みが行われ、午前は太めの蛙が2勝、午後は多くの方からの声援を受けて瘦せ蛙が2勝し、勝負の行方は来年へと持ち越しとなった。
奉納相撲のほか、サクソフォーン演奏や大道芸が行われたのち、「俳句コンテスト」が行われた。一般の方から投句された俳句を、高野・神野両氏や吉野秀彦炎天寺住職らが選句し、講評、表彰式が行われた。高野氏が特選に選んだ「甘酒にひかる米つぶ一茶の忌」(埼玉県在住・菊池郁江さん作)は、「一茶は酒が好きだったといわれていて、句の中にも「一夜酒」(=甘酒)という言葉が出てくる句がある。一茶を偲び、甘酒に対する感謝を詠んでいる」と評された。選句された菊池さんからは、「境内で甘酒が振舞われていて、コップに入った甘酒が陽に照らされている様をふと詠んだ。特選に選ばれてうれしい。」と感想を話した。

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