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公開日:2018年8月21日 更新日:2018年8月21日
何回か練習すれば誰でも回せます
有澤会長
◆ベーゴマ普及協会とは
ベーゴマ普及協会(以下、「協会」という。)の有澤次男会長が、引きこもりがちで孤立化している高齢者を地域で支援したいと思い、昔遊び(ベーゴマ)なら地域の子どもたちとも一緒に遊ぶことができると考えたことが協会設立のきっかけ。本格的に活動するため、2015年に協会を立ち上げた。現在の活動内容は、区内外の学校などの教育施設、公園などで年間6,000人以上を指導するほか、ベーゴマの指導員を養成し普及を図っている。子どもたちには、相手に怪我をさせない投げ方や、始まりの前後にあいさつを教えるなど礼儀に関しても指導している。
◆体験講座の様子
足立区NPO活動支援センターの主催により、平成30年8月21日(火曜日)に協会を講師に招き体験講座が開催された。当日は有澤会長による講話とベーゴマ体験が行われ、近隣の学童に通う子ども10名を含む24名が参加した。
講話では活動のきっかけや状況、ベーゴマの魅力、指導員の育成について語り、続けて、有澤会長を含む協会の指導員3人が床(とこ)と呼ばれる台を並べ、床を囲い参加者にベーゴマを回す指導を行った。半数以上の方がベーゴマ初体験であったが、指導員からマンツーマンの指導により短時間で回すことができた。子どもがベーゴマを回すことができたときには皆で称える一体感が会場を包み、参加者は笑顔で溢れていた。
◆体験した子どもの感想
(ベーゴマがなかなか回らなかったが、)回ってよかった。買って家でもやってみたい。
◆有澤会長のコメント
孤独な高齢者を支援したいと思って始めたベーゴマの普及活動が、子どもの居場所作りや年代に関係なく自然に会話が生まれる効果をもたらしている。
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