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公開日:2017年8月3日 更新日:2017年8月3日

足立区民生・児童委員協議会が全体研修会を開催しました

美しい歌声を響かせる「はとの会」の皆様

民生・児童委員の役割について熱く語る福田講師

足立区民生・児童委員協議会は、8月3日(木曜日)、ギャラクシティ・西新井文化ホールで、足立区民生・児童委員全員が参加する「全員研修会」を開催した。
民生・児童委員は、地域住民の立場に立ち、見守りや支援を行う身近な地域のボランティア。厚生労働大臣から委嘱された特別職(非常勤)の地方公務員で、今年、民生委員制度創設から100周年の節目を迎えた。生活上の問題や福祉、介護など、様々な問題の相談を受け、必要があれば専門の行政機関へとつなぐパイプ役にもなる。足立区では協力員を含めた現在約550名の方々が活動している。
全員研修会は、民生・児童委員の資質向上と関係団体との連携強化を目的に、毎年1回開催されている。今年の研修会は午後1時から、中野区民生児童委員協議会のコーラス部「はとの会」による美しい合唱の歌声とともに始まった。
主催者の足立区民生・児童委員協議会会長の小久保 隆(こくぼ たかし)会長は、来賓や参加者へ感謝の意を述べたあと、全員研修会について「足立区の民生・児童委員と協力員、総勢約550名が一堂に集まり、日ごろより共に地域を支えていただいている協力団体の代表者のみなさまと共に学び、共に考える大切な研修会である。民生・児童委員の皆さんにはご来賓の皆様の一人ひとりの顔をしっかり目に焼き付けていただき、これほど大勢の皆様と手を携えて活動していることの重みをしっかりと受け止めてほしい」と述べた。
続いて、来賓として挨拶に立った近藤やよい足立区長は、「足立区では全国に先駆け、子どもたちの生活習慣、健康の実態調査を行ったところ、これまで全国では見えてこなかった傾向が明らかになった。その大きなポイントは保護者に安心して相談できる相手がいると、同じ経済状況でも子どもの健康状態が格段によいという傾向である。経済的な安定だけではなく、それ以上に、頼れる存在やお子さんへの第三の大人の関わりがあり、お互いが少しずつ力を出し合って支えあっていくということが重要。民生・児童委員の皆様には先頭に立って、背中で大勢の区民をご指導いただきたい」と述べた。
足立区議会議長、東京都民生児童委員連合会副会長の挨拶などの後、住職でもある前東京都民生児童委員連合会会長の福田 豊衍(ふくだ ほうえん)氏による講演が行われた。「民生・児童委員による相談支援活動のヒント集」をテーマに、相談を受けた際に気をつけることとして、「菊・松・蔦」にかけて、相手の話を「聞く」こと・相手が話すのを「待つ」こと・地域包括支援センターや行政にきちんと「伝える」ことの重要性について、わかりやすく説明した。時折、ユーモアを交えながらの軽妙な語り口に多くの参加者が聞き入っていた。

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