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公開日:2019年6月17日 更新日:2019年6月17日

東京電機大学の学生と東京都住宅供給公社が連携して団地の住戸リノベーションの企画・設計に取り組んでいます

教授らから厳しい助言も

17人の学生が斬新かつ繊細な設計を発表

◆東京都住宅供給公社と大学生との初の取り組み
東京都住宅供給公社(以下、「JKK東京」という。)は、建築後60年を経過した興野町住宅(足立区西新井本町四丁目)において、一部住棟を建替え、その他の住棟は長寿命化により長期活用することとしている。JKK東京は、既存住棟の長期活用にあたり、若年層や子育て世帯の入居促進を図るため、住戸リノベーションを行っており、区内で建築系の学科を有する東京電機大学の積田洋(つみたひろし)教授に相談したことをきっかけに、同大学と連携し学生による住戸リノベーションの企画・設計に取り組むこととなった。JKK東京が大学生と連携して取り組むことは初となる。
今回学生がリノベーションする住戸は、長期活用する住棟の空き家4戸で、そのうち2戸については、隣接する2つの住戸を1つの住戸として改修することとしている。すでに5月にはリノベーションする住戸を現地確認しており、6月17日の中間プレゼンテーションを皮切りに、10月までには学生による設計が完了し、令和2年3月にJKK東京が工事発注、同年9月に工事が完了する予定。
◆プレゼンテーションの様子
令和元年6月17日(月曜日)、東京電機大学東京千住キャンパス5号館において、同大学学生による設計内容中間プレゼンテーションが実施された。この取り組みには建築・都市空間研究室と建築設計研究室の大学院生17名が参加し、同大学の教授やJKK東京の職員の前で、各々が設計した間取りを一人6分の持ち時間で発表した。
発表の内容は、狭小空間という条件を踏まえ、壁面収納やロフト、床を一段高くした小上がりの活用や、既存の部屋にあえて間仕切りを施すなど、バラエティに富んだ設計内容であった。なかには外壁に開口部を設けるものや、給排水の配管位置の斬新な変更案もあり、積田教授らからは「発表内容と現実に開きがある」などの厳しい助言も飛び出し、学生らは真剣に耳を傾けていた。
◆今後のプレゼンテーションの予定
令和元年7月26日(金曜日):設計内容最終プレゼンテーション
→リノベーションプランを選定
令和元年10月7日(月曜日):設計完了

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