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公開日:2019年5月20日 更新日:2019年5月20日

ザンビア共和国大使が足立の町工場を視察しました

特殊な機械で大使(写真中央)が印刷体験

高い技術で生み出された製品に「素晴らしい!」

◆ザンビアに足立の町工場の技術を
ザンビア共和国はこれまで、他国からインフラなどの支援を受けていたが、経済の発展に伴い、今後は産業を振興させることがテーマとなっている。
「あだち異業種連絡協議会」の古川拓さん(TOKYO町工場HUB代表)が出席した「ザンビア大使を囲む会」で、ザンビア共和国特命全権大使・ンディヨイM.ムティティ氏(以下、「ムティティ大使」という。)に足立区などの町工場の話をしたところ、ムティティ大使が興味を示し、その翌週に同国大使館に呼ばれ、ぜひ町工場を訪問したいということになった。古川さんからは、ザンビア共和国の企業が足立区などの町工場の技術を活用することで、発展する可能性についてムティティ大使にアドバイスしている。
今回は、足立区内2ヵ所、葛飾区内1ヵ所の町工場を視察することとなった。
◆当日の様子
令和元年5月20日(月曜日)、ムティティ大使ほか一等書記官を含む4名が足立・葛飾両区の町工場3ヵ所を視察し、足立区内では、パッド印刷、パッド印刷機製造販売を手掛ける(株)安心堂と、薄板バネの金型製作、精密プレス加工の(株)トミテックの2社を訪問した。ムティティ大使らは古川さんによる通訳を介し、各社から説明を受けながら、見学、体験した。
初めに訪問した(株)安心堂では、どんな形状や材質でも印刷できる「パッド印刷」を視察し、米粒よりも小さい文字を印字する技術や曲面に印刷する難しさを見聞きし、ムティティ大使は「Unbelievable!」「Amazing!」と声を上げた。次に訪問した(株)トミテックでは、金具を精密に加工する作業と、その金具の形状を1/100mmのレベルで確認する作業を真剣な眼差しで見つめていた。
◆ムティティ大使の声
日本ではどの製品もスケールの大きい工場で作られていると思っていたが、視察したいずれの工場も、狭い空間で最先端の素晴らしい技術を活用している。この経験をザンビアに持ち帰り、自国で活用できる技術はぜひ導入させたい。

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