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公開日:2019年5月24日 更新日:2019年5月24日

私立幼稚園で区内農家が小松菜の栽培指導をしました

小さい種からこんなに大きく生長します

大切に育ててね

◆小松菜食育体験
区では、6月の食育月間に区内全保育施設(4・5歳児在園)で、足立区の特産である小松菜を栽培し、収穫した小松菜を園児が調理体験している。「種まき」から「収穫」までを体験することで、子どもたちに栽培の楽しさと、生産者などへの感謝の気持ちを育み、野菜への興味や関心を高めることを目的としている。
昨年度までは、区立保育園や私立保育園などでこの取り組みを実施していたが、今年度初めて区内私立幼稚園にも対象を広げ、希望のあった18園に、種、土などの小松菜栽培セットを配布し、栽培体験を始めている。そのうち5園では、区内農家が園児に直接、栽培指導をすることとなった。
◆当日の様子
令和元年5月24日(金曜日)、私立春光(しゅんこう)幼稚園(足立区足立3)で、4・5歳児53名が小松菜の栽培体験を行った。この日は、園児や先生方に栽培方法を指導するため、特別に区内の小松菜生産農家の横山辰也さん、鴨下賢人さんが来園した。
土を敷き詰めたプランターの前に園児が列をつくり、農家から植え方や水のやり方を教えてもらいながら、1ミリ程度の大きさの小松菜の種を一つひとつ丁寧に植えた。農家からは「今日のような暑い日は、小松菜さんも喉が渇いているので、みんなが帰る前にもう一度水をあげてください。新鮮で美味しい小松菜さんは虫さんも食べたくなるので、小松菜が食べられないように様子を見てあげてね。」と小松菜の気持ちを代弁するように園児に育て方を優しく教え、園児たちは「大きくなーれ、美味しくなーれ。」と声を合わせ大切に植えた。
この時期に植えた小松菜の種は、1ヵ月後には食べられるまでに生長し、給食の食材として調理されるという。
◆田中律子園長の声
野菜が苦手な子たちもいるが、自分たちで植えた作物が育っていく様子を見ることで、食べたいという気持ちになってくれるとうれしい。種のまき方などわからないことがあったので、教えていただいて良かった。
◆小松菜農家・横山辰也さんの声
就農してから生産者と消費者の距離感を感じていたので、子どもたちとの触れ合いに参加できてうれしい。小松菜の育つ過程を見てもらうことで、作物を作ることや生産者への理解が深まると思う。

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