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公開日:2019年5月19日 更新日:2019年5月19日
毎年好評をいただいている田植え体験
◆環境意識醸成につながる人気事業
友好都市である栃木県鹿沼市と連携し、平成27年度から毎年開催している「親子米作り体験in鹿沼」。区内在住の小学生とその家族を対象に手作業での米作りや自然との触れ合いにより、参加者の環境への意識を高めることを目的としている。繰り返し鹿沼市へ赴くことで、地元との交流を図ることにもつながっている。
今年度分も、定員(45名)の約4倍(184名)の申し込みがあった人気企画である。
【親子米作り体験ツアーin鹿沼(日帰り・全3日制)】
内容:(1)5月19日(日曜日)…田植え (2)9月22日(日曜日)…稲刈り
(3)11月24日(日曜日)…収穫祭
対象:小学生とその家族 参加費:5,000円/人(全3回分)
◆家族で貴重な田植え体験
令和元年5月19日(日曜日)、体験ツアー初日、参加者一行は、バスで下沢引田農村公園へ到着。この日は風が涼しく、雲の切れ間から優しい日差しが差す田植え日和で、開会式には佐藤鹿沼市長はじめ、多くの現地の方が出迎えた。
田植え体験では、地元農家のアドバイスを受けながら、まず手を使った田植えを行った。田んぼの中を、親子で手をつなぎあって歩を進め、ひとかたまりの苗から、1か所に植える量(5本程度)を引き抜き、植え付けていく。
今年の参加者は田んぼの中にどんどん入り、苗の植え付けもすぐに上達してしまったため、地元の方が「経験者ばかりのようだ」と驚く様子も見られた。
1時間ほどで体験は終了。昼食をはさみ、午後には参加者が田植え機に乗り込み、機械による田植えを行う体験も行われた。また、体験後に公園周辺で蛙を探したり、自然の中で遊んだりする親子の姿も見られ、鹿沼市の自然を大いに満喫できた様子だった。
◆参加者の声
参加者からは、「田植え体験はあっという間で、もっとやりたいと思った」と体験を楽しんだ声や、「昼食が鹿沼市の方の手作りということもあって格別。鹿沼市にまた来たい、もっと知りたいという気持ちが深まった」など、友好都市への理解が深まったという声も聞かれた。
今後は、9月の稲刈り(2回目)、収穫祭(3回目)の予定で、参加者も、今から心待ちにしている様子だった。
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