ホーム > 区政情報 > 広報・報道 > ニュースリリース > 2019年 > 2019年9月のニュースリリース > 地元の小学生が区内で唯一となった区内農家の田んぼで稲刈り体験を行いました

ここから本文です。

公開日:2019年9月13日 更新日:2019年9月13日

地元の小学生が区内で唯一となった区内農家の田んぼで稲刈り体験を行いました

収穫する楽しさと自然の厳しさを知る貴重な体験

お米がどうやって作られるかわかりました!

◆区内農家の協力で子どもたちが農業体験
かつて足立区は全体の面積の約7割が田んぼで占める田園地帯だったが、現在は足立区都市農業公園と扇の農家・小宮さんの田んぼが残っているのみである。区内農家が区内に所有する田んぼでは小宮さんの田んぼが唯一となっている。
区では小学生や未就学児などに、より豊かな人間性や食習慣などを身に付けられるよう、区内農家が「足立区農業体験学習事業」に協力し、子どもたちに農産物に触れる機会などを提供している。小宮さんは当事業の協力農家として、毎年、地元の小学生などに米作りを体験させている。
今年6月初めに、足立区立寺地小学校5年生が小宮さんの田んぼで田植えをし、9月の「台風15号」の影響により稲の生長具合が心配されたが、今年も児童により稲刈りが実施されることとなった。
◆当日の様子
令和元年9月13日(金曜日)、扇一丁目の小宮さんの田んぼで、足立区立寺地小学校5年生55人が稲刈りを体験した。
小宮家では、忠義(ただよし)さんが長く子どもたちに体験させていたが、3年前から孫の英之(ひでゆき)さんが担当し、今回も児童に稲の刈り方などを説明した。児童は小宮さんが用意した鎌を握り、反対の手で稲を引き上げながら掴み、根元近くで稲を刈った。前日までの雨の影響により足元がぬかるむ中、児童は稲刈りの大変さを感じながら、作業を進めていた。小宮さんによると、台風15号の影響により、例年に比べ穂先が垂れているとのことだったが、参加した児童は、自分たちが植えて生長した稲を楽しそうに刈っていた。
また、この日は小宮さん所有のコンバインが登場し、機械によって稲を刈る様子や、特別に機械の内部で稲穂から籾になる様子などを近くで見ることができ、児童にとっては貴重な経験となった。
収穫された稲はすべて「もち米」で小宮さん宅で保管され、冬に寺地小学校で行われる「餅つき」までの間、籾を乾燥させて玄米にし、餅つきの1ヶ月以内に精米され、臼と杵とともに学校に送られる。
◆参加した児童の感想
稲をピンと張らないとなかなか刈れなかったが、小宮さんに教えてもらって上手に刈れた。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

政策経営部報道広報課地域情報担当

電話番号:03-3880-5816

ファクス:03-3880-5610

メールフォーム

メールでお問い合わせいただく場合、お使いのメールアドレスによっては、返信することができません。
くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

all