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公開日:2016年3月2日 更新日:2016年3月2日
【宇宙メダカ】
6匹の「宇宙メダカ」が鳥取市から足立区へ贈呈されることになり、当区の定野教育長が鳥取市の「さじアストロパーク佐治天文台」に出向きました。
「宇宙メダカ」とは、1994年(平成6年)7月にスペースシャトルの無重力状態において、脊椎(せきつい)動物では初となる生殖実験で誕生した、あるいは地球帰還後に誕生したメダカのことだと、このたび初めて知りました。
贈呈のきっかけは、ギャラクシティ(栗原1-3-1)のプラネタリウムに計画段階からアドバイスをいただいている、東京未来大学の山田義弘先生が、さじアストロパークの運営評価委員を務められているという、まさにプラネタリウムつながりです。山田先生が足立区の子どもたちにも「宇宙メダカ」を見られるようにと、橋渡しをしてくださいました。
鳥取市長名の贈呈書によると、今回の6匹は、向井千秋宇宙飛行士と一緒に、スペースシャトル・コロンビア号で宇宙飛行をしたメダカを祖先に持つそうです。宇宙に飛び立った数多くのメダカの中から、宇宙酔いをしないメダカ4匹が選抜され、生殖実験に臨んだと言います。帰還したメダカたちにより、無重力状態や宇宙線の影響下でも産卵に異常がないことが確認されました。
「平成6年11月から飼育が開始され、宇宙メダカの命のリレーを行いながら育ててきました。どうぞ大切に育ててください」と贈られたメダカは、現在生物園(保木間2-17-1)でご来園の皆さまにご覧いただける日を心待ちにしながら(多分・・・)順調に成長中です。
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