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公開日:2016年2月19日 更新日:2016年2月19日

新年度予算案の中身 その1

 先日発表した新年度予算案は、3月3日から始まる「予算特別委員会」で審議され、お認めいただいて初めて執行が可能となります。まだ「案」の段階ですが、予算案に盛り込んだ区の新しい事業について、何回かに分けてご紹介していこうと思います。

 子ども・子育て関係の目玉は、「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト」、通称「ASMAP(エースマップ)」事業です。出産に関して相談できる人がいるかどうか、経済状況はどうかなど23の確認項目を妊娠届に盛り込み、妊娠届出の時点で「公的支援が必要なのでは?」と判断される妊婦さんについては、区の母子保健コーディネーターが、寄り添いながら出産から生後3カ月までの個別プランを作成し、お一人おひとりに合った支援を行っていきます。

 出産後は保健師又は助産師がご自宅を訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問」へとつなぎますが、状況に応じて訪問回数をこれまでの1回から、2回、3回へと回数を増やして対応します。また、必要とされる支援内容によっては、「産前産後養育支援連絡会議」を通じて、こども支援センターげんきの「養育支援訪問事業」や「きかせて子育て訪問事業」「子育てホームヘルプサービス事業」などへつないでいきます。区の事業の特徴である「早め早め、かつ丁寧に」を地で行く事業形態をめざしています。

 妊娠や出産に不安が高い方ほど、孤立し、一人で悩みを抱え込んで、公園どころか子育てサロンへのデビューもできずにいるとも聞いています。相談窓口にいらっしゃるのをお待ちするのではなく、公的支援が必要と判断した場合には、こちらの方から訪問して、お目にかかってお話を聞くという一歩踏み込んだ姿勢で臨んでいきます。

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