公開日：2016年2月9日　更新日：2016年2月9日

中学生「東京駅伝」大会で快挙！

　2月7日（日曜日）に行われた、東京都主催の第7回中学生「東京駅伝」大会で、足立区選抜チームが女子、男子とも優勝し、当然総合の部も含めて見事完全優勝を果たしました。過去4回の大会では（第2回と第5回大会は、東日本大震災及び記録的大雪により中止）、常に総合で3位以内に入賞しているにもかかわらず、優勝は逃していました。まさに悲願の、しかも完全優勝です。出場選手の皆さんや、ご指導いただいた関係各位に心から敬意を表します。おめでとうございます！！

　会場の「味の素スタジアム」は前夜うっすら降雪があり、当日は晴天だったものの、気温の低さとともに、北風が強く、選手にとっては厳しいコンディションでした。

　女子は2区で3位につけると3区で1位に立ち、その後は常に1位か2位をキープ。13区から最終16区までは常にトップを守り抜きゴールしました。男子は2区で先頭に立つと、いくつかの区間で競り合いの末2位となることもありましたが、13区から最終17区までトップで走り抜きました。

　これまでの足立区チームは、少し差が開くと追いつくことができず、ベストの力が発揮できないという傾向があったそうですが、今回は練習を工夫することで、そうした弱点の克服に挑みました。「たとえ追い抜かれても何とか頑張ってくらいついていけば、絶対次の人が何とかしてくれる」そんな選手の強い思いが伝わってくるような必死の走りだったと聞きました。解説をつとめられた瀬古利彦さんからは「まさに戦略の勝利、チーム力が高かった結果ですね」と最高のおほめのことばを頂きました。

　今回参加した選手の力ばかりではなく、一緒に切磋琢磨（せっさたくま）した控えの選手や、これまで歴代選手が築き上げてきた努力を惜しまぬ伝統に支えられ、勝ち取った勝利と言えます。優勝はもちろん素晴らしい宝物ですが、結果よりもむしろ、その過程において払った努力、流した汗やもしかしたら涙こそ、これからの彼女、彼らを支える何よりの財産となることでしょう。

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