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公開日:2015年7月2日 更新日:2015年7月2日

デフバスケットボール世界選手権大会を応援しよう!

7月4日(土曜日)から台湾で開催される、聴覚障がい者による「第4回デフバスケットボール世界選手権大会」に、日本女子代表チームの選手として出場する関藍(せきあい)選手(足立区東和在住)が区役所を表敬訪問してくださいました。
耳が不自由な人を対象にしたバスケットボールの世界選手権は、2002年にギリシャで始まり、国際大会への参加条件は、聴力(聞こえの良いほうの耳)の平均値が55db(デシベル)以上であることです(これより小さい音は聞こえないという意味)。この障がいの目安としては、身体障害者手帳(聴覚)の障害程度等級が6級以上にあたります。また競技中は補聴器の着用は禁じられており、耳に頼らないプレーや、高いコミュニケーション能力が要求されると聞きました。
関さんはショートカットが良く似合う、大変朗らかで明るい方でした。2014年に全国デフバスケットボール選手権大会で所属チームを優勝に導いた貢献が大きく評価されて、全日本の強化選手に指名され、今回めでたく世界大会出場となりました。外国チームは体格的にも圧倒的に有利ですが、皆さんと一緒に健闘を祈りたいと思います。
関選手の得意なプレーは、背中を使って相手を押さえるスクリーンアウトと、ゴールのリングに当たってはね返ったボールを取るリバウンド。漫画「スラムダンク」では、「リバウンドを制する者は試合を制す!!」が常套(とう)句でしたので、久しぶりにその世界を思い出して一人笑いを浮かべたのでした。

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