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公開日:2015年7月1日 更新日:2015年7月1日

15周年を迎えた中央図書館

中央図書館(千住5-13-5)が今の場所に開館して、今年でちょうど15年。平成12年7月1日に40万冊の蔵書でスタートを切りましたが、現在はほぼ倍の81万冊、年間来館者数は約60万人と成長を遂げました。
足立区に図書館が誕生したのは昭和25年9月。現在の区立第九中学校の脇に図書館用地が寄贈されたことを契機に、区民の皆さま方からの献本と、都立日比谷図書館から約6千冊の寄贈を受け「梅島図書館」として開館しました。当初は大人3円、児童2円の閲覧料を徴収(翌年から無料)していたそうです。ちなみに私が小学生だった当時はまだこの図書館に通っていました。図書館で本を借りることがちょっと大人になった気分でうれしかったことを良く覚えています。当時図書館の入り口にあった二宮金次郎の銅像は今もほぼ同じ場所に残っていて、九中の前を通るたびに「まだあるなー」と、つい像を見てしまいます。
昭和44年には中央図書館(現在の梅田図書館)が正式に開館しました。当時の蔵書は4万1千冊と現在の約20分の1程度だったんです。毎日のように閲覧室を利用しては、勉強した気になっていた高校生時代を懐かしく思い出します。
「近ごろ図書館に足が遠のいている」という方も多いのでは?今は1度登録してしまえば、自宅のパソコンから借りたい本を検索し、貸し出し予約をすることも可能です。最近とみにオシャレなお店も増えている千住地域ですから、街歩きも楽しみながら、15年目の図書館へも1度足を延ばしてください。
ちなみに、これまで保護者同伴でない中学生の利用は午後6時までとしてきましたが、ご要望にお応えして、7月21日(火曜日)からは保護者同伴でない場合でも閉館の午後8時まで利用可能と変更いたします。高校受験の追い上げに、特に中学3年生は図書館を大いに活用してください。

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