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公開日:2024年4月5日 更新日:2024年4月5日

樹齢約200年のイチョウの木に桜

4月1日時点の開花の様子

 足立区本木東町12−16にある御嶽(みたけ)神社に立つ、樹齢約200年のイチョウの木。十数年前の剪定の際、地元の方がイチョウの木の中ほどから桜の木が生えているのを発見しました。
 
 前年に火災で消失してしまった神楽殿を再建中の2014年に初めて桜が花をつけたことから、地元の方々の間では縁起の良い桜として知られてきたといいます。

 造園業の方のお話によると、この桜は「ヤマザクラ」か「オオシマザクラ」との見立てで、通常は毎年花を咲かせるところ、このイチョウの木の桜はなぜか不定期に開花するようです。それだけに、「今年は咲くかどうか」と周囲は気を揉んできましたが、2年ぶりに開花が確認され、地域の方を喜ばせています。

 区の造園職の職員が「大木に別の木が生えることはあっても、1メートル以上伸びることは珍しい」と話していたことを、2021年4月23日のブログでご紹介しました。どのような経緯でイチョウの木の軒先を借りることになったのか、自然の営みって不思議ですね。

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