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公開日:2024年4月4日 更新日:2024年4月4日

足立区在住、デフリンピック銀メダリスト誕生

 トルコのエルズルムで3月2日から12日にかけて開催された第20回冬季デフリンピック競技大会において、アルペンスキーの大回転とスーパー大回転の2種目で、国際大会へ初出場ながら見事に銀メダルを獲得したのが、足立区在住の18歳、田苗優希(たなえ ゆき)選手です。

 先日、日本代表チームの監督を務められるお父様の俊一さんと共に、区役所を訪問くださいました。外国人に交じってメダルを取るくらいなので、体の大きい、筋肉質な体型を想像していましたが、どちらかと言えば華奢とも言えるスタイルにまずは驚きました。

 「初出場で、周りのレベルも全くわからない中、外国人選手の体格の良さに圧倒されたが、普段の練習を信じて、頑張りました」とのこと。明るく、表情豊かに受け答えしてくださる様子に、私たちの方も自然と笑みが浮かんできます。

 「お父様がコーチで監督では、やりづらくないですか?」の質問には、「正直やりづらく感じることもありますが、親子として過ごす時と、選手として過ごす時との気持ちの切り替えをしっかりしています」と。さすがです!

 普段の練習は長野県で行っているとのこと。金曜日の夜や土曜日の早朝にこちらをたって、土日は練習漬けの日常。本当に楽しそうに話してくださるので、「気分転換は何ですか?」と尋ねるのをすっかり忘れてしまいました。

 次回は3年後、2027年に予定されている大会では「もう一つ上のメダルを目指す」とキッパリと。皆さんも是非応援お願いします。

※デフリンピック
 4年に1度、冬季と夏季に行われる聴覚障がい者の国際スポーツ大会。
 2025年には、夏季デフリンピックが東京で開催されることが決定している。

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