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公開日:2024年4月2日 更新日:2024年4月2日

令和6年度がスタートしました

 令和6年4月1日(月曜日)、204名の新規採用職員を迎え足立区役所の新年度が始まりました。

 一方、3月29日(金曜日)には66名の職員が退職という形で職場を後にしました。勤務期間は人によってまちまちですが、最長の方は昭和57年に入区以来42年間勤め上げられました。

 今年度の新規採用職員が定年退職となる40年以上先は、足立区、そして日本がどのように変化しているのか正直見当も付きませんが、令和6年度の一般会計予算に名づけた「命と暮らしを守りぬく。安心と活力のあだち」の実現に向けて、庁内心を一つにし、着実に前進していく決意を新たにいたしました。

 年度当初にあたり部長級職員を前に話したのは、「足立区でも人材不足が一層深刻化している危機感の共有を」ということです。

 例えば区民の足への影響です。「はるかぜ」や一般バス路線の廃止・減便が相次いだことをうけて、区では赤字分に加え、バス事業者が継続的に運転士を確保していくための費用も負担する新事業をスタートさせますが、バス事業者とのヒアリングに際して、「補助があっても継続は難しい。運転手が確保できない」という会社もありました。経済的な支援だけでは解決できないところまで人材不足が及んで来ているという現実にどう対処していくのか、事業ごとに具体策は異なりますが、将来的に解消が見込みづらい少子高齢化が根本原因であるだけに、ことは重大です。

 バス路線を補完する目的で6月から入谷・鹿浜地域で実施するデマンドタクシーの実証実験をはじめ、失敗を恐れず新たな試みにチャレンジし、道を切り拓いていかざるを得ない厳しい局面を迎えています。

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