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公開日:2024年1月16日 更新日:2024年1月16日

足立の医療機関、被災地へ

 被災地の拠点病院の機能低下に対応するため、都内16病院・18チームのDMAT(Disaster Medical Assistance Team:災害急性期に活動できるトレーニングを受けた医療チーム)が派遣されています。足立区からは東京女子医科大学附属足立医療センターと苑田第一病院の2チームが現地入りし、1月13日から活動しています。

 寝袋から食料まで全て自前で準備して、車内での宿泊も覚悟の上とのことです。現地からの報告では、道路の激しい損傷や吹雪などによる渋滞の影響で、石川県金沢市から輪島市まで、通常は2時間のところ6時間程度要するなど、混乱状態が継続しているといいます。報道以上に車で到達できる範囲が狭く、能登半島北部の自治体への支援が滞っている状態も改善されていないそうです。

 1月11日に七尾市へ救援物資を届けた当区の副区長によると、避難者が200人ほど集まっている避難所でも現地職員は1人という場所もあるようです。自衛隊や消防の活動がクローズアップされていますが、市役所等の職員の疲労も極限に達していることでしょう。

 今後は物資から、保健師などの人材派遣へとフェーズが変化してくると思われます。当区では既にふるさと納税を活用した七尾市・輪島市への災害支援寄附金の代理受領を行っていますが、そのほかいつでも対応できるよう、情報収集や事前準備に注力しています。

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