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公開日:2020年1月24日 更新日:2020年1月24日

食べてきました区長賞

 昨年行われた「おいしい給食メニューコンクール」で見事区長賞を受賞した、入谷中学校2年生関口大希君考案の「アスリート飯」を食べてきました。コンクールのテーマは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を意識して「世界の料理」。担当者は「難しすぎるかな?」と当初不安もあったそうですが、開けてみたらびっくり。世界各国の様々な料理が飛び出してきたからです。

 関口君は陸上部所属。そこでメニューは、ジャマイカのボルト選手にちなみジャークチキン(スパイスにつけたチキンをこんがり焼いたもの)、アメリカのガトリン選手にちなんでミネストローネ(豆やマカロニ、キャベツなどの野菜が入ったトマト味のスープ)、それにごはんは日本のいなりご飯(甘辛く煮た油揚げの混ぜご飯)と、試合に勝つための「勝負飯」をイメージしたそうです。

 とにかく何を食べてもおいしくて、大感激をしたのですが、ふっと教室内を見回すと一番興奮しているのが私でした。もしかすると給食のありがたみを理解するのは、卒業して社会に出てからかもしれません。こんなに具がたくさん入ったミネストローネ、家庭で作ったらどれだけ手間とお金(野菜の種類がなんと8つですよ。しかも細かく切ってある)がかかることか。缶詰でも、こんなに具は入っていません。チキンの味付けだって専門店も顔負け(と私は思います)。外食しても、本日のメニューが出てくるようなお店は、ちょっと見つからないのでは?何といってもアメリカ・ジャマイカ・日本料理の混合ですから。

 後になって「もっと食べておけばよかった」と思う日が必ず来ると、私は確信しています。

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