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公開日:2019年12月24日 更新日:2019年12月24日

本庁舎の北館は、すでに築33年を経過

 洪水時、庁舎がどのくらいまで水につかるのかという想定写真が手元に届きました。

 それによると、内水による浸水の場合は国道面から約1.1メートルですが、荒川氾濫時は約4.2メートル。ロータリー入口に設置してある「足立区役所」の立て看板が完全に水没し、北側のペデストリアンデッキの下あたりまで水が来る計算です。

 一番の問題は、本庁舎の電源が地下にあることです。水の侵入を防ぐ板の高さは約1.2メートルですから、荒川氾濫時には完全にアウト。電源がストップし、非常用電源も使用できません。災害対策本部の中枢機能が失われることになります。現在、本庁舎の改修計画を策定中ですが、北館の電源を地下から浸水の恐れのない屋上階へ移すことも盛り込む予定です。

 現在の本庁舎は北館が昭和60年、南館が平成8年に完成しましたので、それぞれ築33年、築23年が経過しています。表面上は目立たないものの、特に空調機や受変電設備等の傷みが激しく、交換部品がなくなっている機器も出てきました。北館にはアスベストの問題もあります。

 詳しい内容は今後、丁寧にご説明させていただきますが、特にアスベストの撤去工事は通常業務を行いながらの実施は不可能なため、仮設建物へ移転し北館を閉鎖する形での工事が必要となります。

 いずれにしても、継続的な区民サービスの提供を第一に、鋭意検討を進めていきます。

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