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公開日:2019年10月23日 更新日:2019年10月23日

計画実施の迅速化を

 9月5日の「区長のあだちな毎日」で「荒川調節池」の視察をご報告しました。

 今回の台風19号では、この「調節池」が大活躍。約3500万立方メートルの水をためこみ、荒川の洪水被害防止に大きく貢献したと聞いています。調節池の下流直近の水位の上昇が、上流のそれと比べて少なかったことから、効果は明確です。

 10月28日に国土交通大臣と財務省へ、荒川沿川7自治体の代表で赴き、「荒川水系の治水事業に関する要望書」を提出してきます。要望事項は3点。荒川第二、第三調節池の整備促進(担当は「着実な整備」と書いてきたので、私が「早急の整備」と文章を直しました)、荒川下流部における治水対策の推進(京成本線の荒川橋梁の架け替え等)、及び以上2項目に対する予算の確保です。
 大規模な工事のため、完成まで長期間を要しますが、完成すれば下流域の水位を最大約80センチ低くする効果があると聞いています。荒川の氾濫は、周辺流域ばかりか、首都機能を破壊し、社会経済活動に与える影響は計り知れません。

 まずは国で予算を付け、スピード感をもって事業化して頂けるよう、力を込めてお願いしてきます。

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