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公開日:2019年7月29日 更新日:2019年7月29日

区内若手養蜂家は大忙し!

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 15年前から養蜂家として活動する区内在住の福原保さん。先日ご自宅にお邪魔をしてお話を伺う機会がありました。あらかじめ「黒系の服装では蜂に『熊』と勘違いされ危険なので白色の服装を」とのアドバイスもいただきましたが、当日は少々緊張しました。

 福原さんは現在30歳とお若いのに、人生の半分を養蜂に注ぎ込むひたむきさと豊富な知識に驚かされました。きっかけは中学時代の校外学習で訪れたハニー牧場での体験。それ以来「蜂」に魅せられ、東北の養蜂家に指導を仰ぎながら蜂の習性や生育方法などの勉強を続けてきたといいます。もともと生き物には関心があったとはいうものの、こうした運命的な「出会い」ってあるんですね。

 現在は自宅で養蜂を営む傍ら、NPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」の一員として、銀座のビルの屋上で養蜂し、とれたはちみつを銀座周辺の店舗に提供しているそうで、1週間ほぼ休みなしの毎日とか。

 「働きバチは全部メス。オスの役目は女王バチとの交尾で、役目が終わり秋になると外に追い出され、餓死します」。厳しいのは人間社会だけではないと、今更ながら、自然の摂理の奥深さに思いをめぐらせました。

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