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公開日:2019年7月3日 更新日:2019年7月3日

どうする?成人式

 2022年4月から、日本の成年年齢が20歳から18歳に変わることを受け、2022年4月1日に18歳、19歳の方は新成人となります。これにより、親の同意がなくともローンが組める、医師免許や公認会計士免許などの国家資格が取得できる、等の変更点があります。但し、飲酒・喫煙、競輪や競馬などの賭け事、大型や中型自動車運転免許の取得は、これまで通り20歳にならないと許されません。

 自治体で一つ頭を悩ませているのは、判断を任されている成人式についてです。18歳で成人式を行うのか、行う場合はこれまでの1月だと受験シーズン真っただ中になること。変更後初となる2022年度(2023年1月)の成人式は、18歳、19歳、20歳の3世代同時の実施にするのか、などが課題と考えています。

 区が区内都立高校9校の3年生を対象に行ったアンケート調査の結果(回答者1891名)によると、「成人式はいくつで行いたいか」との質問に対し、20歳が56%、18歳が4%、どちらでもいいが33%。もし、18歳で成人式を行う場合でもその時期は、1月の「成人の日」(323名)よりも卒業後(883名)との回答が多数を占めました。

 1度のアンケートで方針が決まるわけではありませんが、当事者の気持ちを第一に、方向性を引き続き検討していきたいと思います。

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