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公開日:2019年5月8日 更新日:2019年5月8日

ついに私にも届きました

 近藤弥生宛に噂の「民事訴訟最終通告書」が。御丁寧に事件番号まで記載され、「貴殿に対し~契約不履行による訴訟が提起されたことを通達し、~民事裁判が開始されることを通知するものです」とあります。
 問い合わせ先は「民事紛争相談センター」。住所は千代田区霞が関~。一体どこなのかと調べてみると、実在する弁護士会館の住所でした。

 留守中にこれを受け取った母は私が帰宅するなり、「一体何をやったの?」と真顔で尋ねてきました。一人で心配していたようです。これが、相談相手のいない一人暮らしの高齢者なら、思わず先方に問い合わせの連絡を入れてしまうこともあるでしょう。

 文言を考えて、はがきを買って、印刷して、投函して。すごい労力を費やして、人をだます。後を絶たないのは、それなりに見返りがあるからかと。人の不安に付け込む卑劣な犯罪です。
 電話による特殊詐欺では、区役所職員や警察署員をかたる手口が圧倒的と聞いています。現金もさることながら、「あなたのカードが不正に利用されている」などと言って暗証番号を聞き出す、カード詐欺も増加中です。
 「家族には言ってほしくない」と被害届が出せない事案もあって、「被害は公表されているよりもっと多いはず」と警察の担当者から伺いました。

 今後、皆様のお宅にも同様の「民事訴訟最終通告書」が届くかもしれません。そのような場合には、無視するか、ご心配な場合は、足立区消費者センターまたは最寄りの警察署や交番にご相談ください。

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Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

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