公開日：2019年4月15日　更新日：2019年4月15日

宗教法人と初の災害協定締結

　宗教法人善立寺さんと「災害時における帰宅困難者の受け入れ等に関する協定」を締結しました。施設の一部を帰宅困難者の一時滞在場所とするとともに、施設のトイレや、飲料水・食料等を帰宅困難者に提供いただけることになります。

　善立寺さんは、千住新橋の梅田側のたもとを西側に降りたところにあります。関東大震災の後、今の場所に墓地があったことから、浅草から移ってこられたそうです。代表役員を務められる新倉典生さんは、「東日本大震災以来、お寺に何ができるかずっと考えてきました」と。

　千住地域ではお寺や神社を舞台に「ヨガ」や「芸術祭」など、様々なイベントが開催されるようになりました。また御朱印ブームもあって、多くの人が寺社仏閣に足を運ぶ今日、「私たち宗教者も、地域や行政との新しいかかわり方を模索していく必要があると認識しています」とも。

　大変力強いお言葉です。今回の協定が、そうした新たなステージの幕開けにつながるかもしれません。

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