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公開日:2019年3月14日 更新日:2019年3月14日

こんな製品、あったらいいな

 「中小印刷会社とクリエーターが協力して、印刷廃材を活用した新製品を開発」という区のリリースメモ(報道機関に対する情報提供)を読みました。面白いのはその製品です。

 ツイッターに掲載される「あったらいいな」の声に着目し製品化されたのは、「バレずに早弁したい」に対して、早弁専用ゴーハン英和辞典(辞典を繰り抜いた中にお弁当箱が)。「何枚書けばパラパラできるんだ?」は、パラパラまんがマシン(16枚の漫画を描いてセットするだけで漫画が動いて見える)。「紙ナプキンにメモを書く癖があります」は、紙ナプキンメモ帳。「インクの匂いが好きだ」は、印刷屋さんの芳香剤(実際にインクの匂いがするそうです)。

 印刷業では古紙などが年間2千万トン以上排出されるという環境問題と、市場縮小などの課題の解決に向け、区内事業者の社長がリーダーとなってユニットを組織、企画立案し、製品化にこぎつけたとのこと。

 実用的であるかどうかは別として、クスッと笑えるユニークさが身上。この企画が経済産業省に評価され、3月8日から17日にかけてアメリカテキサス州にて、最先端テクノロジーの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト」のジャパンハウスに出展されているそうです。大手電子機器メーカーと肩を並べて、メイドインジャパンのユニークな製品が世界の人々をハッピーにさせるかもしれませんね。

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