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公開日:2019年2月28日 更新日:2019年2月28日

広域避難のシンポジウムを開催しました

 2月17日に、区役所の庁舎ホールで「江東5区広域避難推進シンポジウム」を開催しました。昨年の9月30日の予定が、台風24号の接近で延期となった経緯があります。ただ、今夏に向けて心構えや準備を促すという意味では、逆にこのタイミングで良かったのかもしれません。

 荒川と江戸川が同時に氾濫するような場合には、5区の区域外への避難も覚悟せざるを得ません。その場合、どのようなタイミングで、どのような手段を使うのかという避難に関する基本的な方針を昨年夏、5区合同で策定し、ハザードマップとともに、発表しました。しかしながら、実効性を高めるための課題は山積しています。何といっても域内住民250万人の避難ですから。

 基調講演をお願いした東京大学特任教授の片田先生は、「域外の避難所など具体的な提案解決策を提示できないまま、危機感ばかりをあおるなとの批判は覚悟の上。しかし、一人でも多くの方が危機感を我がこととして受け止め、具体的な行動に移すことが重要」と繰り返し述べられました。

 「具体的行動」について、先ずは、足立区で3月から4月にかけて各戸配布する「ハザードマップ」を開いて、お住まいの場所が、「どの川の氾濫でどのような影響を受けるのか」を確認してください。

 気象庁の予報も年々精度が上がっています。インターネット等で足立区の詳細な情報を入手できる方は、ご自分なりの方法で収集をお願いします。それ以外の方は、区の発信する災害情報を入手できるようA-メール・あだち安心電話・防災アプリの登録、ホームページへのアクセス方法をご確認ください。

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