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公開日:2018年12月21日 更新日:2018年12月21日

あだちの花き農家さん大忙し

20181221

【冬の花・ポインセチア(左)&ハボタン(右)の競演】

 「クリスマスの花」と聞いて頭に浮かぶのは真っ赤なポインセチア。足立区内にはポインセチアを生産する農家が2軒あります。

 ポインセチアは、市場が規定する高さを超えないと売り物にはならないそうで、その栽培にあたっては高さをそろえるための肥料や水の調節、ビニールハウス内の温度管理など、その年の気候により微妙に左右されるため、経験がものをいう大変厳しい世界と伺いました。

 区内のポインセチア生産農家の西山さんは、30年のベテラン。作付けしたものは100%花を咲かせられると胸を張ります。今年の1月には息子さんも就農し、東京都などが開催する研修を受講しつつ、お父様の経験や技術をどん欲に吸収するのに必死だとか。

 新年を飾るにふさわしい縁起の良い花として有名なハボタン。生産農家の並木さんは、農林水産大臣賞の受賞経験もある、プロ中のプロ。今年は例年になく気温が高かったため、色づきが遅めで栽培が難しい年だったものの、赤・白・薄ピンクの3色、8万ポットを栽培し、「出来はまずまず」とのこと。畑は一面絨毯を敷いたような鮮やかさです。

 クリスマスとお正月向けの花の出荷で、どちらも大忙しの毎日だったようです。買っていただいた方にはお部屋や庭で生けていただき、「季節を楽しんでくれたら」と口をそろえておっしゃっています。もしかすると、お店で手に取ったポインセチアやハボタンは、「メイドインあだち」かもしれませんね。

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