公開日：2018年11月30日　更新日：2018年11月30日

足立区にもあった　キウイ農家

　区長就任足掛け12年目にして初めて知った事実。区内にたった一つ、キウイフルーツを栽培する農家さんがあったのです。広報室がマスコミ向けに発信する、ニュースリリースを見て知りました。

　栽培されているのは入谷の小金井さん。約20年前、キウイフルーツの雄と雌の苗を2本ずつ譲り受け、お父様が栽培を始められたそうです。既に当時から、ブドウを栽培する区内でも珍しい存在でいらしたといいます。

　キウイはリンゴと違い、もぎたては甘味が十分でないそうです（これも初めて知りました）。収穫後の「追熟（ついじゅく）処理」（収穫した果物などを一定期間置くことで甘みを加える処理）に、熟練の技が必要で、これがまた、難しいんだそうです。

　小金井さんの現在の心配は、今年10月の台風24号で、来年の生育への影響が出るのではないかとのことです。お気持ち、お察しします。

　小金井さんのキウイは先日、都市農業公園で開催された「秋の収穫祭」や、JAの一部直売場に出荷されているそうですが、なんといっても数が限られていますので、目にされた方はラッキー！今年は残念ながら終了してしまいましたので、来年に期待したいと思います。

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