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公開日:2018年8月29日 更新日:2018年8月29日

インターネット・ゲートキーパー事業その後

 足立区内にいる人が、「死にたい、孤独」などの生きづらさに関する単語をインターネット(Google)で検索すると、相談窓口が表示され、そのままメール等で相談員につながる事業を本年4月から開始しています。検索に連動したインターネット広告を用いた相談事業ですが、6月までの3か月間で、相談窓口の広告表示回数は38,076件、広告のクリック回数は1,585回ですから、クリック率は4.16%になります。事業を請け負っている専門機関からすると「決して低くない数字」といいます。

 中には区の相談窓口や、支援事業につながったケースもあり、日ごろ区との接点が少ない10代~20代のアクセス率が高いので、一定の効果はあったと考えています。

 ただ、検索対象となる用語数を330語と多く設定しているせいで、「生活が苦しいけれども、自殺までは考えていない」という方も対象になってしまうため、検索語句を整理して、当区の「くらしとしごとの相談センター」へもつながるよう改善を行いました。

 面と向かっては話しづらくても、メールや電話を通じてなら、何とか思いが伝えられる方も多いはずです。少しでも気持ちを汲み取るべく、専門の相談員が今日も待機しています。

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