公開日：2018年5月23日　更新日：2018年5月23日

魚の移動販売をモデル実施

　近所の商店街から八百屋さんがなくなって以来、「不便になった。不便になった」という、母の嘆きを耳にすることが多くなりました。八百屋さん、お肉屋さん、魚屋さんの生鮮三品が一つでも抜け落ちると、買い物客の足がどうしてもスーパーやコンビニに向かい、商店街が受ける打撃も大きいと聞いています。

　そこでモデル的に開始したのが商店街での移動販売。初回の今回は、「関三通り商店街」（関原三丁目）で、関東水産物商業協同組合のご協力により、切り身・干物・刺身などの水産物を販売しました。ウィークデイの午後2時から4時の2時間で、40人ほどの来客がありました。「少々値段は高く感じるが、相応の魚。魚屋さんだからこその品揃え」「下処理がしっかりしている」「話を聞きながら選べるので安心だし、楽しい」とおおむね好評でした。

　一方、販売者さんからは「天気にも恵まれたが、思っていたよりお客さんが来てくれて驚いた」「スーパーと比較されると値段では太刀打ちできないが、おいしいと思ってくれたお客さんの口コミで広がってくれれば」と、こちらからも今後に期待する声が寄せられました。

　販売車を止める駐車スペースの確保や集客など課題はありますが、とりあえず次につながるうれしい一歩となりました。

　次回の開催は、5月24日（木曜日）、5月31日（木曜日）いずれも午後2時から4時までで、関三通り商店街（関原三丁目）の「とよだ青果店前駐車場」に移動販売車が開店します。

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