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公開日:2018年2月2日 更新日:2018年2月2日

今年もやってきた!ベルモント市使節団

 1月11日~18日まで、姉妹都市オーストラリアのベルモント市から学生使節団がやって来ました。メンバーは、14歳から16歳までの男子4名・女子5名でした。

 ベルモント市議会の考えで、「姉妹都市交流をする以上、日本の歴史や伝統を学べるメニューを強化してもらいたい。一番の思い出が買い物や東京ディズニーランドでは如何か?」というお話もあり、担当者は知恵を絞ってカリキュラムを組み、結果的には「非常に満足」とのお墨付きを頂戴しました。

 ベルモント市の力の入れ方がこれまでと違うと感じたのは、初日のウェルカムパーティの席上でのこと。子どもたちは会場前面の舞台に上がり、一人ひとり自己紹介を兼ねたスピーチを行うのですが、今年は全員最初から最後まですべて日本語で通しました。しかもその発音が抜群!「盆栽が好きです」「ウナギが食べたい」という発言も飛び出し、出席した日本側のメンバーも大喜びすると同時に、気合いが入りました。見学場所でも熱心にメモを取る様子が見受けられたと言います。

 毎年この時期に来日する理由は、雪が目当てになっています。ほとんどの子どもたちにとって人生初となる雪国体験がメイン事業にもなっているからです。友好都市の魚沼への一泊旅行では、鮎の塩焼きや酢の物、お餅といった和食メニューにも好き嫌いを言わず挑戦していたと聞きました。

 区内での滞在は、ホストファミリーにお世話になりました。近年は新しいご家庭の応募が増え、大変有難く感謝しています。最終日は、ホストファミリーとベルモント学生たちの涙・涙の別れとなります。わずか数日ではありますが、その間のつながりがいかに濃密かわかります。

 友好事業の成果を上げるには、事前の準備も重要であることが今回の交流で改めて明らかになりました。足立区側のプログラムもさらに進化させつつ、今年34年目に入ったベルモント市との交流を、なお一層実のあるものにしていきます。

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