公開日：2018年1月17日　更新日：2018年1月17日

私はマーガレット派

　ジェイコム足立さんの番組収録にあたり、私が小学生時代「週刊マーガレット」を愛読していたことが話題となり、撮影当日に当時の雑誌を現場に持ってきてくださいました。

　昭和43年3月31日号の表紙は後の人気女優となった酒井和歌子さん（当時は高校3年生のようです）。読み物は「小説タイガース物語（ちなみに私はテンプターズファンでした）」。そして巻頭を飾るのは浦野千賀子さんの「アタックNo.1」です。テレビアニメにもなったのでご存じの方も多いかもしれません（「苦しくったって～」でおなじみ）。主人公の鮎原こずえが、特訓を積んで身に付けた空中回転レシーブ。現実の回転レシーブは宙を舞うのではなく、床を転がるだけと知った時の衝撃は大きかった！

　当時は「少女フレンド」もありましたが、私は断然「マーガレット」派。金曜日の発売が待てず、なぜか一軒だけ発売日の前日に店頭に並ぶ遠くのお菓子屋さんまで、毎週自転車を飛ばして買いに行っていたことを思い出します。

　「スラムダンク」以来、リアルタイムで読んでいる作品がないので、現在のことはわかりませんが、当時のマンガはストーリーがバラエティに富んでいて、数多くのことを学びました。ユダヤ人の迫害とアウシュビッツの強制収容所のこと、黒人の差別問題、さらに広島や長崎への原爆投下に至るまで、社会的な作品も数多かったと記憶しています。

　今はこのような話題で盛り上がれる同志が周囲にいないのが、少々さびしいですね。

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