公開日：2018年1月11日　更新日：2018年1月11日

うれしい声が届きました

　「中島根小学校の優しい子どもとの出会いで、良い経験ができた」との「区民の声」が届きました。

　視覚障がい者であるその方が、白い杖をついて自宅付近を歩いていると、「何をしているんですか？」と子どもの声が。その方が、道の障害物を避けたり、周囲の人に自分が「ここにいます」ということを知らせたりするために、杖の先で地面をコツコツ探りながら、歩いている様子を見ての質問だったそうです。「私ね、目が悪いから、これがないと外を歩けないの」と答えると、その子どもが「そこ段差です」「階段があります」などと道案内をしてくれたと言うのです。子どもの気遣いに感激したその方は、近くに住む子どもと思い、学校に問い合わせたところ、中島根小学校の3年生の男子とわかりました。

　それがきっかけで、土曜の公開授業で視覚障がい者スポーツである「ゴールボール」の体験授業がある際に、全校児童の前で視覚障がい者の立場からお話をいただくことになり、「これも良い経験」となったという内容でした。

　最後に「優しい子が足立区で育っていることを伝えたくてメールしました」とありました。障がいのある方に声をかけるのは大人でも正直、勇気のいることだと思います。声をかけたお子さんにとっても、教育現場にも励みにもなる、大変うれしい「声」をありがとうございました。

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