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公開日:2018年1月5日 更新日:2018年1月5日
【蝙蝠(こうもり)猪口】
1月4日から郷土博物館(大谷田5丁目20番1号)で開催中の「寿展-めでたづくし- 暮らしの中の吉祥紋(きっしょうもん)」のチラシには、「どうしてこれが吉祥紋?」と疑問が湧いてくる印もあります。一つは「蝙蝠(こうもり)」。中国では蝙蝠の発音が「福が偏って来る」に似ているため招福のデザインに多く取り入れられ、日本には江戸時代に広まったそうです。会社の社章標に取り入れているところもあるようです。
次に、トンボ。前に進んで飛び、後ろに飛び下がらない習性から別名を「勝虫」といい、戦国武将にも好まれ、前田利家の兜の前立ては「トンボ」だったとか。
このようなうんちくがぎっちりと詰まっている、「暮らしの中の吉祥紋」展。中高生時代に知っていたら、いい自由研究のネタになったのにと思いながら解説を読んだ次第です。
年の初めに当たり、おめでたい品々をじっくり眺めて「眼福(がんぷく)」(※)といきませんか?
(※)美しいものなどを見る幸せの意味
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