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公開日:2017年10月27日 更新日:2017年10月27日

台風21号「LAN」

 台風21号の対策会議の折、職員が配った進路予測図をよく見ると、21号の後に「LAN」(カタカナ読みは「ラン」。「嵐」の意味)と書いてあります。これは台風ごとに付けられるニックネーム。以前はアメリカが英語名(人名、キャサリンは有名ですね)を付けていましたが、平成12年にルールが変わったそうですね。

 なんでも平成12年の台風1号に、カンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」と名付けたのを皮切りに、あらかじめ用意してある140個の名前を順に付けていき、最後まで来たらまた最初に戻るという繰り返しだと言います。つまり同じ名前が何年かごとに登場するわけです。

 ちなみに今回の「LAN」はリストの139番目。あと一つでまた最初に戻るわけですね。いくつか日本名もラインナップしていますが、全部星座名でした。ヤギ・ウサギ(こんな星座があったんですね)・カジキ(これも初耳でした)などで、同じ星座名でも何かもっとドラマチックな名前もあると思うのですが、何か意味があるのでしょうか?

 と書いてるうちに台風22号が発生。ニックネームは140番目の「SAOLA(サオラー)」。命名国はベトナムで、「ベトナムレイヨウ(ウシ科の動物)」とのこと。

 被害がないことを祈ります。

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