「あだち菜の郷」その後

　JA東京スマイルさんによる野菜の直売所「あだち菜の郷」がオープンしたことは既にお知らせしましたが、その運営に携わる区内若手農業者の皆さんから、近況を伺う機会がありました。

　「お陰様で売り上げは好調です」と聞いて私も一安心。徐々にリピーターも増えていて、ご近所ばかりでなく、自転車や車で訪れる方もいらっしゃるそうです。野菜が入っている透明なビニールには、生産者の名前を明記してあるので、最近は「○○さんの枝豆ありますか？」と指定されるお客様もいらっしゃるとのこと。「互いに負けられないと、いい意味でのライバル意識も出てきました」との頼もしい発言も飛び出しました。

　練馬区の直売所ではポイントカードが導入されており、雨の日やレジ袋持参の方にはポイントを追加するサービスもあるそうで、「近い将来は、足立区でも独自のサービスをどんどん考えて、直売所を盛り上げていきたい」と熱っぽく語る皆さんの姿に、「あだち菜の郷」の未来は明るいなと感じました。

　地産地消を進めるために、区もPR面で応援してもらいたいとのご要望もあり、広報紙を通じて広く情報を提供していくことを考えています。また、直売所で扱う「今日のおすすめ野菜」など最新情報を発信するツールも互いに研究していこうと話しています。

　まだ区内産の野菜は食べたことがないとおっしゃる方は、「あだち菜の郷」のほか区内16箇所の直売所まで足を運んでみてください。