公開日：2017年7月11日　更新日：2017年7月11日

ブックレット足立風土記とは？

　7月10日号のあだち広報「葦立ち」でご紹介した「ブックレット　足立風土記」。区制70周年を記念して作成され、ブックレット（小冊子）の名の通り、街歩きに活用できるマップ付きの、コンパクトかつ写真を多用した親しみやすい内容です。千住・西新井など、区内を10地区に分け、分冊形式で紹介しています。

　「風土記」という名前から、小難（こむずか）しい印象を受けるかもしれませんが、編纂（へんさん）に当たったお一人の「天下国家の歴史ではなく、そこに住んでいる足立区民の立場から歴史を掘り起こす」というコメントに象徴されるように、お住まいの地域の身近な歴史や文化が紹介されています。例えば江戸時代、私の住まいのすぐ近くに和算の大家（たいか）が住んでいたと知って「ヘェー」（読み進める間、けっこう「ヘェー」の回数が多いですよ）と。

　当時の鈴木恒年区長は、「古代人が毛長川沿いの（足立の）北部地域に暮らしの痕跡を残して以来、足立人の生活は千数百年を超え営々と続いています」と述べています。当区千年の歴史に思いをはせながら、地図を片手の街歩き。夏休みの自由研究にもぴったりです。

　ブックレットはお近くの図書館で手に取ってご覧ください。

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