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公開日:2017年4月12日 更新日:2017年4月12日

郷土博物館の収蔵品データ、どんなふうに使いますか?

 郷土博物館(大谷田5丁目20番1号)の収蔵資料約3万点のうち、現在1,700点余りをインターネットで公開していますが、公開画面からコピーやダウンロードを行なうことはできない仕組みとなっており、利活用が制限されています。そこで平成29年度からシステムを変更し、公開中の画像データ等を自由にお使いいただけるようにします。すでにシステムの改修を終え、4月15日(土曜日)以降ダウンロード等が可能になる予定ですが、当面はシステムの検証を進めながらの暫(ざん)定的な稼動で、精度を高めつつ6月からの本格実施を目指します。

 昨今、研究者やマスコミからの画像提供依頼が格段に増加していますが、これまでは即時の対応ができませんでした。テレビ局の依頼などは「今日中にデータが欲しい」というものが多いため、やむなくお断りすることが何度もあり、区のイメージアップにつながる機会をみすみす逃(のが)すという苦い経験から、今回のオープンデータ化を決定したのです。

 郷土博物館の収蔵品は数が多いため、ネットで公開している資料はほんの一部に過ぎません。まずは需要頻度の高い江戸絵画、古写真などから順に作業を進め、今年度末までに1,000点程度の追加公開を行なう予定です。

 オープンデータ化されると、例えばお気に入りの浮世絵をダウンロードしてオリジナルのブックカバーを作成したり、スマホの待ち受け画面にしたりするなど個人での利用はもちろん、宣伝用の素材や商品のデザインといった営利目的での使用もOK。自由な発想と斬新なアイディアで収蔵作品を使いこなしてください。「私はこんなふうに利用している」「こんな面白い使い方もある」といった情報もお待ちしています。

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