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公開日:2017年3月29日 更新日:2017年3月29日

区を誇りに。若い男性の感覚は?

 毎年9月に区民3千人を対象に実施している「世論調査」。速報値については、先日この「あだちな毎日」でもお知らせしましたが、報告書を作成する過程で詳細な内容が明らかになってきました。

 「えっ、そうなの?」と驚くと同時に、大変うれしくもあった結果を一つご紹介させてください。区に対する気持ちを尋ねた設問に対し、「足立区に誇りを持っている」との答えが、調査開始以来初めて半数を超えて51.4%となったことはすでにご報告しましたが、年代別・男女別の結果を見たところ、20代男性の数値が以前に比べてずいぶん上っているのです。

 調査が始まった平成24年には、20代男性の「誇りを持っている」という回答は28.1%で、全体平均の40.0%を大きく下回っていました。ところが今回は44.9%と、当時と比べて17ポイント近く上昇しています。確かにまだ半数以下ではありますが、4年前は3割にも満たなかったことを思えばかなりの好成績といえるでしょう。

 若い男性は住んでいるまちとの関わりがどうしても希薄になりがちで、区政に関する他のアンケート調査の結果にも、それが表れています。子育てが始まると保育園や学校などを通じて周囲の人たちとの関係が生まれ、様々な情報も入りやすくなりますが、それ以前の20代男性に対しては、区の情報をどうやって届けるか苦慮しているのが現実です。それだけにこの変化は非常に喜ばしいことですが、要因はどこにあるのでしょうか。

 一つには、テレビや新聞などに足立区が取り上げられる(しかもプラスのイメージで)機会が増えたり、「住んでみたい街」などのランキングに顔を出すようになるなど、外部の評価が徐々に高まっていることが考えられますが、実際のところ一番影響を与えている要因は何なのか、深く掘り下げて分析する必要を感じています。

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