おもしろい遊具のある公園

「新西新井公園」の元祖タコさんすべり台

【「新西新井公園」の元祖タコさんすべり台】

　好天に恵まれた先日の大谷田公園「梅まつり」の会場で、ひそかに子どもたちの注目を集めていたのが「おもしろ遊具MAP」と「タコさん（ときどきイカさん）MAP」。

　ユニークな遊具が人気を集める公園と、タコとイカの形をしたすべり台のある公園を紹介したマップはいずれも初公開。じーっと食い入るように見つめる子や、「この公園行ったことがある」と指差す子など、反応は様々ですが、みんな目を輝かせていたそうです。

　区内には11体のタコと1体のイカのすべり台がありますが、それぞれ個性豊かで、一つとして同じ形のものはありません。諸説あるものの、1965年に設置された新西新井公園のすべり台が、国内初の「タコさんすべり台」ではないかと言われています。

　そもそもの発端は、「石の山」という既成のすべり台のデザインを見た当時の担当職員が、「これに頭を乗せればタコになるのでは？」と思い付いたこと。その話を聞いた遊具メーカーさんが、新西新井公園のタコさんすべり台を製作したと聞きました。「同一区市町村内に11体ものタコさんすべり台があるのは国内最多」という説も浮上しているとか。

　日増しに暖かくなり、もうじきお散歩にちょうどいい季節がやって来ます。少し遠出をして「タコさん巡り」や「おもしろ遊具巡り」はいかがでしょうか？写真を撮ったら、ぜひ足立区公式アプリ「アダチさん」や、あだち観光ネットの「あだち街フォトギャラリー」にアップしてくださいね。