公開日：2017年3月14日　更新日：2017年3月14日

3月15日に誕生から70年を迎える区は

　「東京23区のうち練馬区を除く22区が15日、区制70年を迎える」という新聞記事を見て「アレッ？」と思った方はいらっしゃいませんか？「だって足立区は平成24年度に80周年記念のイベントをやったじゃない？」と。

　確かに、都心の区部が整理統合されて23区となったのは1947年（昭和22年）のこと。今からちょうど70年前です。それまで35区だったのが、この年の3月15日にまず22区に変更されました。その際、複数の区が統合されて新たに生まれた区が11あり、一方で足立、世田谷、渋谷など11区は以前からの名称をそのまま存続させました。その後、同年5月の地方自治法施行とともに22区は特別区と称されるようになり、8月には板橋区から練馬区が独立して最終的に23区になった、というのが経緯です。

　ですから厳密に言えば「3月15日に70年を迎えるのは、統合時に新たに生まれた11区（※）」ということになります。

　ちなみに足立区が生まれたのは1932年（昭和7年）10月1日。今年の10月1日で満85年を迎えます。新しい基本構想を定め、協働をさらに発展させた「協創元年」となる平成29年度を目前に、足立区が今後ますます発展するよう、一層力を注いでまいります。

※誕生から70年を迎える11区：千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、大田区、北区

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