公開日：2016年7月7日　更新日：2016年7月7日

足立区マンホール事情

　ある区のマンホールに「『キャプテン翼』のデザインが登場予定」との新聞記事を読んで、「へー」と思うのと同時に、「そういえば足立区にも模様入りのマンホールがあったな」と思い出しました。

　改めて調べたところ、赤山街道の保木間堀親水水路交差点から大踏切を経て、旧日光街道交差点までの間のマンホールや宅枡（たくます）（※）の蓋（ふた）のデザインに、黒鳥とカワセミ（どちらも姉妹都市であるベルモント市に生息する鳥で、黒鳥は市の紋章にもなっています）、サクラ、昔の風景などが描かれたものがあることがわかりました。

　本ルート沿いではこの他に、街路樹の踏み固め防止板にカエル（炎天寺の小林一茶の句から）、歩道に埋め込まれた平板のモニュメントに竜（舎人氷川神社にある絵）・ヘビ（大乗院の新春行事「じんがんなわ」）・サル（島根小学校横の猿仏塚）など、地元ゆかりの生き物をモチーフにしたデザインを見ることができます。お近くにお出かけの際にはぜひ実物をご覧ください。

　それからもう一つ担当部署から情報がありました。マニア（ってマンホールマニアでしょうか？）の間では有名なマンホールが区内にあるというのです。それは千住中居町にある「旧南足立郡千住町」の町章入りと言われるマンホール。本当に町章だったのか調べてみましたが、残念ながら確認には至りませんでした。

　特別仕様のマンホールはやはりお値段も特別なので、当区では現在新たな設置は行われていません。

※宅枡：宅地内から下水道本管へとつながる管が、ゴミや汚泥などで詰まらないよう管理するための排水枡

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