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公開日:2016年7月6日 更新日:2016年7月6日

防犯対策にラッピングバスが登場

ラッピングバス(はるかぜ)

【ラッピングバス(はるかぜ)】

 「オレオレ詐欺(振り込め詐欺)」と「自転車盗難」の撲滅を呼び掛ける3台のラッピングバス(※)が、7月1日から区内を走行しています。デザインは黄色と紺色を基調とし、「いかに人目を引くか」にポイントを置いて工夫を凝らしました。

 バスが走るのは、主に西新井駅東口と東綾瀬区民事務所、北千住駅西口と博慈会記念総合病院、竹の塚駅東口と花畑団地をそれぞれ結ぶ3系統です。お見かけの際はぜひご注目ください。

 足立区ではビューティフル・ウィンドウズ運動を展開し、区内の刑法犯認知件数の減少に努めてきました。区民の皆さまのご協力で、昨年は6,939件と昭和42年並みの認知件数にまで抑え込むことができましたが、その中でも減らしきれなかったのが冒頭の2つの犯罪です。

 オレオレ詐欺は次々に新しい手口が登場し、周知が追い付かない現実があります。そうした中、平成24年から昨年まで4年連続して、年間の被害額が何と3億円(!)を突破。また自転車盗難は、犯罪認知件数が減少する中でも横ばい状態が続き、全体の4割(かつては3割)を占めるまでになっています。残念なことに、これらの事実はあまり知られていません。そこでラッピングバスを使って、不特定多数の方々に注意喚起を行うこととなりました。

 ラッピングバスの導入やデザインについては賛否両論あるかと思いますが、まず広く事実を認識していただくことが防犯の第一歩と考えています。

※ラッピングバス:不特定多数の歩行者、運転者等に対して訴えかけるため、バスの車体の一部または全体に広告を施したもの。東京都では「屋外広告物条例」により一定の規制を行っている。

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