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公開日:2016年6月14日 更新日:2016年6月14日

郷土博物館の作品が商品のモチーフに

スマホケース

【左から「東海道五十三疋(びき)ねこづくし」「うま、しか」「ぞう、ねこ、さる」のスマホケース】

 区職員研修の一環として実施した、昨年の「行政課題」研修から、研修生が提案した「デザインアイデア合戦」という企画が実現しました。たまたま昨年は、1815年(文化12年)の「千住酒合戦」から200年という節目の年にあたり、これにちなんだ様々なイベントが開催されました。同じ「合戦」をキーワードに、区立郷土博物館が収蔵する作品をPRするため、同作品のデザインを活用したアイデアを募集したのです。

 この企画に応募いただいた垂井商店さんが、郷土博物館収蔵の浮世絵を使ったスマートフォンケースを製品化された、というニュースを今回耳にしました。雑誌「Hanako」でも紹介されたとか。ネットで拝見するとデザインは6種類あり、それぞれいい味が出ています。

 美術品として崇(あが)め奉るより、グッズの図柄など身近なところで活用されることで、距離感が縮まり、より愛着も深まると思います。その証拠に、特別展「美と知性の宝庫 足立」の開催に合わせて博物館が作成したクリアファイルなどのグッズは、思った以上に多くの方々にお買い求めいただきました。来たからには「記念に何か」というのは万人共通の思いかもしれません。

 さて、今後の郷土博物館のスケジュールですが、9月11日から10月16日まで「昭和レトロ家電 増田健一コレクション」を開催します。区制80周年記念の平成24年に開催したところ大人気を博し、遠方から車で来られる方のあまりの多さに、駐車場の敷石が傷んで改修せざるを得なかったという逸話が残りました。第2弾の今回は、更に充実した増田さんのコレクションをご自身のプロデュースでお届けします。ちょっと先になりますが、今からお楽しみに。

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